波よ聞いてくれ
アニメ(30分枠 12話)
日常ギャグ系
タイトル由来
作品内のラジオ番組名
原作
漫画
一言まとめ
はちゃめちゃ人間鼓田ミナレがパーソナリティをつとめるラジオアニメ。
概要
普段通り札幌のカレー屋で働くミナレ。その店では地元のラジオを常に流していた、のだがその日流れてきたのは聞き覚えのある、自分の声だった。
カレー屋を飛び出しラジオ局に乗り込むと、前夜ミナレが居酒屋で酔っ払って隣の客に愚痴っていたこと、隣の客はラジオのプロデューサーだったこと、愚痴の音源を使用して良いとミナレが了承していたことが判明。絶望するミナレにプロデューサーは生放送で弁明しても良いと答える。
ミナレは行きすぎた発言に対しては謝罪をしつつ持論を展開し放送は終了。
放送後プロデューサーはミナレをラジオパーソナリティとしてスカウトする。(時間は夜中の3時半、ノースポンサー枠)
ラジオジャックを装ったラジオドラマや、熊とバトってることを想像しつつお悩み相談、ファックスで投稿のあった心霊現象(ミナレが犯人だった)などの放送を行う。
そんなある日ミナレから50万を奪い音信不通になったみつおから会いたいとの連絡が。
どうやってぶち殺してやろうかを考えるミナレに以前と変わらず我儘だけど保護欲を掻き立てるみつお。さらに25万を持参し残りのお金も必ず返すという。そんなみつおに心を許し、1日デートを楽しみみつおの家に。
これまでのことを水に流し、みつおを許そうとしていたミナレ、しかしゴミ箱からピーマンの種がくっついた料理本を発見する。
みつおは一切料理をしない、ミナレはブチ切れみつおにプロレス技(技名は分からないけど相手の頭を足で挟んでバッがドロップするやつ)でみつおをko
プロデューサーの指示でその一部始終を録画していたため次の放送はそれを使ったラジオドラマの作成。もちろん音源をそのまま流すわけではなく、性格や喋り方のトレースに使用したのだが、ミナレもみつおがいいそうなことだと太鼓判を押す出来だった。
そのドラマの中で、みつおを滅殺、転生させるとともに、それまでの自分自身にも別れを告げ生まれ変わった(気分になった)ミナレ。
心機一転1回目の企画は企画募集企画、ということで事前募集と当日投稿の企画にリアルタイムでコメントしていくという放送の最中、北海道を大きな揺れが襲う。
何も分からないままカンペを渡され読み上げながら、自分みたいな素人がこんな大事な時に放送を行うことに戸惑うミナレ、そこにプロデューサーから、いつまで素人ぶってるんだ!とげきが飛ぶ。それにより覚悟を決めたミナレはただカンパを読むのではなく災害に関するコメントに対してミナレ節を発揮しながら対応していく。5時まで職務を全うしたミナレは到着したプロパーソナリティに放送を引き継ぎ、カレー屋に向かっていくのであった。
感想
80点
結構感想サイトとか見ると賛否両論な作品みたいで、ミナレが勢いだけで乗り切るうるさい作品とかあったけど、そういう作品なんだろうなぁと思う。
元々の設定がど深夜にやってるラジオ番組。なんとなく聞いてる人たちは少ない。だからこそ100人のなんとなくな視聴者より10人の熱狂的なファン、アニメの作りもそんな感じがする。自分は熱狂的なファンの方。
ミナレのやることは面白いしカッコいい、しかし普通の女性でもあり、みつおの回とか普通に許そうとしてるところも人間味がある。
あの場面本当はちっとも許してなくて、復讐のために乗ってるだけとかだったらしらけるだろうなぁと思った。
あとみつおを転生させるドラマのみつおは最高だった。本当にみつおは自分の当たり前をしてるだけなのに他の人とずれちゃうんだよなって思ってる感じがした。